🔳はじめに
このブログを書いている子育て奮闘ママです。
体外受精の病院として高橋ウィメンズクリニックを選び、いよいよ初診を迎えました。
この記事では、初診で受けた検査の内容と結果についてお伝えします。
※病院選びの体験談はこちら→【体外受精の病院選びについて】
🔳クリニックの印象
千葉駅から歩いて5分くらいの場所にありました。
クリニックはビルの6Fにあり、室内はとても清潔で、明るく温かみのある雰囲気でした。
また、5Fには「リスの部屋」という診察の間、子供の面倒を見てくれる施設もあり、利用者も多くすごく助かりました。
リスの部屋は予約が必要ですが、無料なのでぜひ活用してみてください。
待合室には約20人もの患者さんが……。不妊治療を受けている人がこんなにいるんだと、驚くと同時に、なんだか少し心強い気持ちになりました。
「私だけじゃないんだ。」
そう思えただけで、少し肩の力が抜けた気がしました。
問診票を書き終え、夫と待合室で待っていると、女性スタッフの方に呼ばれ個室へと案内されました。
🔳初診で受けた検査
先生は経験が豊富そうな院長の高橋先生。
とても話しやすい雰囲気の方であり、分かりやすい説明内容で質問にも丁寧に回答してくれる先生でした。
先生にこれまでの経過を話したところ、体外受精を行う前に、まずは自分の体の状態を知るところから始めましょうと言われ、
・血液検査
・InBody検査
を受けることになりました。
それぞれの結果について詳しくお伝えします。
まずは、血液検査について。
血液検査の結果は2日後に出て、先生に指摘された項目は以下の通りでした。
・亜鉛・ビタミンC:基準値を下回っている
・銅:基準値を上回っている
・AMH(抗ミューラー管ホルモン):1.0 ng/ml → 年齢換算で42歳相当
・コレステロール値:基準値内だが低めであること
◎AMHとは?
AMH(抗ミューラー管ホルモン)とは、卵巣の中に残っている卵子の数を反映するホルモンです。
年齢とともに低下し、卵巣年齢の目安として使われています。
一般的な目安は以下の通りです。
・30歳:約4ng/ml
・40歳:約1.5ng/ml
・45歳:約0.5ng/ml
一般的に34歳では2〜3ng/ml程度が目安とされており、私の値「1.0ng/ml」は年齢換算で42歳相当。これを聞いたとき、正直かなりショックでした。
原因は食生活、ストレスなど色々考えられるとは言っていましたが、そもそも、妊娠に向けた体づくりが全然できていなかったことが分かりました。
◎InBody検査とは?
次に、InBody検査について。
InBody検査とは、体重だけではわからない「体の中身」を数値化する体組成検査です。
一般的な体重計では「太っている・痩せている」しかわかりませんが、InBody検査では以下の項目を詳しく測定できます。
・筋肉量(骨格筋量)
・体脂肪量・体脂肪率
・BMI
・基礎代謝量
・体内水分量
・内臓脂肪レベル
不妊治療においても、体組成は重要な指標とされています。
筋肉量が少ないと基礎代謝が下がり、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
また体脂肪率が高いと、エストロゲンの過剰分泌につながり、排卵や着床に影響することがあるとも言われています。
私の場合、InBody検査で「隠れ肥満」と診断されました。
BMIは標準値なのに、筋肉量が平均より低く、体脂肪率が平均より高い状態でした。
見た目ではわからない体の内側の問題を、数字で突きつけられた感じがしました。
これらの検査結果を受けて、先生から「急いで体外受精を進めましょう」と言われ、その言葉が重くのしかかりました。
🔳子宮卵管造影検査で判明した衝撃の事実
基礎検査が終わり、次に行ったのは卵管造影検査というもの。
前の病院で通気法(卵管検査)をやった際は「異状なし」と言われていたのですが……
検査してみると、片方の卵管が詰まっていることが判明しました。
その場でカテーテルを入れて詰まりを解消する処置をしてもらいましたが、麻酔なしで行ったので、これが本当に痛かった。痛かったけど、我慢できる痛みではありました。
私の場合は片方だけ詰まっていました。
「片方だから大丈夫」と思いたかったですが、どちらの卵巣から排卵するかはコントロールできません。詰まっている側から排卵した月は、受精のチャンスがゼロだったということ。
「前の病院では異状なしと言われていたのに」
「もしかしたら、この詰まりのせいで妊娠できなかった月があったのかも……」
と思うと、複雑な気持ちになりました。
この経験から、不妊治療は専門クリニックで精密に調べることの大切さを痛感しました。
◎子宮卵管造影検査とは
卵管は、卵巣から排卵された卵子が子宮へと運ばれる通り道です。
卵管が詰まっている(卵管閉塞)と、以下のような影響があります。
【片方だけ詰まっている場合】
・もう片方の卵管が正常であれば、自然妊娠できる可能性はある
・ただし妊娠率は下がる
・詰まっている側の卵巣から排卵した場合は受精できない
【両方詰まっている場合】
・自然妊娠はほぼ不可能
・体外受精が必要になる
子宮卵管造影検査(HSG)とは、子宮や卵管の状態を調べる検査です。
不妊治療の初期段階で必ず行う重要な検査のひとつです。
【検査の流れ】
① 子宮口から細いカテーテルを挿入
② 造影剤を注入
③ X線で子宮・卵管の形や詰まりを確認
この検査でわかること:
・卵管が詰まっていないか(卵管閉塞)
・卵管の形に異常がないか
・子宮内腔の形に異常がないか
検査時間は10〜20分程度ですが、造影剤を注入する際に痛みを感じる方も多く、個人差があります。
また、油性造影剤を使用した子宮卵管造影検査には「治療効果」もあるとされており、検査後3ヶ月以内に約30%の方が妊娠したというデータもあります。
卵管の通りが良くなることで、自然妊娠しやすくなると言われています。
卵管の詰まりを解消するには、選択的卵管造影開通術(SSG)を受ける必要がありますが、保険適用外となります。
◎選択的卵管造影開通術とは
選択的卵管造影開通術(SSG)とは、細長いチューブを子宮の卵管口に直接当てて卵管にのみ強い圧力で造影剤を注入して卵管の閉塞部位を開通させるもので、開通率は約70%です。子宮卵管造影検査で子宮卵管の移行部の閉塞を認めた時にその場で行います。
私の場合は、子宮卵管造影検査(HSG)で卵管の詰まりが判明したので、選択的卵管造影開通術により卵管の詰まりを解消できました。
選択的卵管造影開通術で解消できない場合は、卵管鏡下卵管形成術(保険適用:片側約14万円)による治療も検討する必要があります。
🔳まとめ
初診でこれほど多くのことがわかるとは思っていませんでした。
AMHの低さ、隠れ肥満、卵管の詰まり——いくつもの課題が明らかになりましたが、「原因がわかった」ことで逆に前向きになれた部分もありました。
次の記事では、これらの検査結果を受けて私が取り組んだ食事改善・サプリメント・体組成計での体づくりについてお伝えします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


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